幼い頃
寄り添ってほしい
慰めてほしい
と、本気で願っていたのに
いつも、突き放されて絶望してた
繰り返していたら
傷つきすぎて、
近寄ることを避けるようになった
そうか、
父に傷つけられていると感じていたけれど
父ではなく母だったのか
と、
気づいたのは数年前。
それまでは、
母を嫌いにはならないべき
そう思い込んでいた。
なぜなら、
母は可哀想な人だから。
祖父は母が中学生の時に他界して
長女である母は弟と妹の面倒を見なければならず
祖母が身体が痛いといえば介抱した
そんな話を何度も聞かされていた。
そして、
父は暴力的で、亭主関白で
機嫌を損ねるとすぐに手をあげる
母はかわいそうだ
嫌いだなんて、思ってはいけない
そう、思い込んでいた。
でも、違った。
それを悟った時の衝撃たるや、凄かった
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自分が子を産んで
母になってから
幼い自分を
思い出さらざるを得なくて
頑固で
エネルギッシュな長男と
どう向き合えばいいのか
ずっと悩んでいる
気づいたら
自分が親にされて嫌だな
と感じていることをしていて
とてつもなく自己嫌悪に陥ったり
気持ちのコントロールができず
自分がおかしいのではないかと責めたりした
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先週、図書館で借りた本に
「何歳からだって、愛着は取り戻せる」
と書いてあって
なんだかとってもホッとした。
こんな私でも
子どもとの間に愛着を築くことはできる
今週は前と比べて
落ちついて長男と対話できている
(と、私は思っている)
それでもやはり
4時間も同じことを繰り返し言われたら
うんざりしてイラついてしまう
いったりきたり
イッタリキタリ
日々、是、成長……なのかな